みんな繋がりたがっている

先日、某スマホゲームのリアルイベントに参加して、なぜ世間はこんなにも不景気だっていう声にあふれているのに、スマホゲームに何万、何十万も課金する人がいるのか。
その一端を垣間見た気がした。

それはコミュニティの一員でいる為。
みんなとのつながりを維持するため、コミュニティの一員で居続けるために課金キャラを所持している必要がある。そんな印象を受けた。

オンラインサロンが宗教化していくように、そのイベントは一種の教団の大会の様に思えてきて。
ステージイベントで自分に自己暗示をかけるように声を出し熱狂していく人たち。
そんな人たちを見ていたら冷めていく自分がいた。


なんか怖くなって、途中で帰ってきてしまった。

人間関係が希薄になってきた、最近の人は関係を持ちたがらない。そういわれているけどそうじゃない。広く浅くじゃなくて、狭く深くのつながりを求めているんだなと思った。

コミュニティの一員、仲間ならば親しくするが、そうじゃないなら敵意剥き出し、そんな様子が怖いなと感じた。

とりあえず顔見知り程度にゆる~く繋がっとくか、そんなつながりを許さない社会って息苦しい。