太陽の牙ダグラム 006 :暁の救出作戦


理性ではなく、感情が歴史を変えるのだよ
ドナン・カシムのこの言葉が物語全体の方向性を象徴する第6話


フォン・シュタイン大佐のクーデターはドナン・カシムの描いたシナリオだった。
独立を目指したクーデターは、結局、地球の八番目の州に成るということで決着をみる。
独立の気運高まるデロイアを地球の八番目の州にしてしまうことで
デロイアを手放し地球が資源不足に陥ることを阻止しようとしたドナン苦肉の策。


片やクリン・カシムは、
命令を無視して突っ走り、銃弾飛び交う議事堂の中を父の名を呼びながらひた走る。
傍から見ているとキチ○イ過ぎて引くレベル。
自らの感情のままに突っ走っていきます。


理性のドナン と 感情のクリン
この対比で物語は進んでいくのだろうと予感させながら第6話は幕を引くのだった。